新型コロナ5類移行から1年が経過 医療現場で行われた対応は「緩和」と「継続」
上図は山陰両県の今年3月から4月にかけての感染者数を表したグラフです。吉田医師が話すように、両県共にその数は減少傾向となっています。
さらに、感染者の症状にも変化がー。
よしだ内科医院 吉田眞人 院長
「重症肺炎に移行するケースもなくなるし、少し症状の出方がより軽くなってきたというのが現状じゃないでしょうか」
医師によると、この1年でウイルスが変異したこともあり、味覚障害など重い症状を訴える患者がかなり減ったといいます。その一方で、コロナ禍と変わらないこともー。
よしだ内科医院 吉田眞人 院長
「車で待機、特別な検査ボックス待機、ということで(5類移行後も)やってきたので、私のところは変化なしにやってきました」
こちらのクリニックではクラスターの発生をさけるため、5類移行後もコロナ禍同様の診療体制をとっているということです。
5類移行から1年。街の生活がコロナ前に戻る中、医療現場では「緩和」と「継続」が組み合わさった対応がとられています。