「名前や住所が答えられないなど受け答えに異変を感じた」 認知症の高齢男性を保護 コンビニ店員に感謝状贈呈 男性は行方不明届が出され捜索中だった 島根県松江市
行方不明届が出されていた認知症の高齢者を保護したとして、4月10日に島根県松江市のコンビニエンスストアで働く男性に感謝状が贈られました。
松江警察署から感謝状を贈られたのはローソン松江比津店で働く、森田竜平さんと川上竜也さんの2人です。
森田さんらは2月6日の午後9時頃、店を訪れた高齢男性から「タクシーを呼んでほしい」と依頼され、その対応の中で名前や住所が答えられないなど男性の受け答えに異変を感じたことから、警察に通報しました。
店に駆け付けた警察官に引き継いだところ、男性は認知症で、家族からこの日の午後7時に行方不明届が出され捜索中だったことが判明しました。
Q.接客する上で気をつけていることは?
ローソン松江比津店店員 森田 竜平さん
「お年寄りがどうしても多いですから、店に入ってきたときの挙動や特殊詐欺の件とかもありますので、どういう様子かなというのをうかがったりすることが多い」
以前にも特殊詐欺を防止し、松江警察署から表彰を受けたことがあるという森田さん。今後もより一層気をつけながら、接客をしていかなければいけないと話していました。