鳥取県 青少年健全育成条例に罰則を導入へ 生成AIなどを活用した児童ポルノによる未成年の被害を防ぐ 6月定例県議会に改正案を提出

鳥取県は生成AIなどを活用した児童ポルノによる未成年の被害を防ぐため、青少年健全育成条例に罰則を導入し6月定例議会に提出する方針を示しました。
鳥取県は今年4月から青少年健全育成条例を改正し、生成AIなどで児童のわいせつな画像などを作成したり他者へ提供したりすることを禁止しています。
鳥取県は6月2日に行われた会議で、この条例の実効性を確保するため5万円以下の過料を科すことを盛り込んだ条例の改正案を、6月定例県議会に提出することを決定しました。
過料はわいせつな画像などを作成、提供した場合や県からの削除措置に従わないときに科されるということです。
鳥取県は条例の違反者に対して刑事罰の導入を検討していましたが鳥取地方検察庁はこれに対し否定的な見解を示したということです。