伝染性紅斑・りんご病の患者が鳥取県東部で増加 県全域に警報発令

鳥取県は4月16日伝染性紅斑・りんご病の患者が県東部で増加しているとして県全域に警報を発令しました。
頬がりんごのように赤くなり手足や体に網目状の発疹がみられる、伝染性紅斑・りんご病。小児を中心にみられる発しん性の病気です。
鳥取県によりますと警報発令の基準である1定点あたりの患者数が鳥取県東部で2人を超えたことから16日、県全域に警報を発令しました。
感染経路は患者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染ということです。
妊娠初期に感染した場合、胎児の異常や流産が生じることから妊娠中や妊娠の可能性がある女性はできるだけ患者との接触を避けるように、またウイルスはアルコールが効きにくいため流水と石けんによる手洗いを徹底するよう呼びかけています。