児童たちが麒麟獅子の「頭」作りに挑戦 鳥取市の小学校「やってみようデー」に合わせて開催 鳥取県鳥取市
鳥取県東部に伝わる伝統芸能「麒麟獅子舞」。
4月30日は児童たちが、麒麟獅子の「頭」作りに挑戦しました。
鳥取市のやってみようデーに合せて開かれた、麒麟獅子舞の「頭」を作るワークショップ。
鳥取市の小学校では、ゴールデンウィークに合わせて普段出来ない体験をしてもらおうと4月30日から3日間を「やってみようデー」として、休業日に設定しています。
4月30日は、鳥取市内などから12人の児童がワークショップに参加し、個性豊かな麒麟獅子を完成させていました。
記者
「麒麟獅子舞を見てどう?」
参加したこども
「すごかった」
「みんなを明るくさせる(獅子舞を作りたい)」
参加した保護者
「普段学校とかでは学びきれないところとか体験できないところもあると思うのでこういうのにはすすんで参加したいなと」
また、イベントでは江戸時代にコメの不作を受け生まれたという麒麟獅子舞の歴史も紹介。
講師を務めた麒麟のまちアカデミー事務局の担当者は、麒麟獅子舞を通じて「コメ不足といった現代の社会問題にも関心を持ってくれたら」と話していました。
麒麟のまちアカデミー事務局 福田 直実 局長
「(麒麟獅子舞は)平和の使者とも言われているので、今こういう時代ですのでそういうところも感じ取ってもらえたらと」
主催した麒麟のまちアカデミー事務局では、今後も地域の歴史や文化を発信する取り組みを続けていくことにしています。