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伝統工芸品・輪島塗の展示即売会が開催 能登半島地震で被害を免れた約200点の作品が並ぶ 売り上げは輪島塗の復興に 鳥取県鳥取市

2025年5月21日 19:16
伝統工芸品・輪島塗の展示即売会が開催 能登半島地震で被害を免れた約200点の作品が並ぶ 売り上げは輪島塗の復興に 鳥取県鳥取市

2024年の石川県能登半島地震で被害を免れた伝統工芸品・輪島塗の展示即売会が鳥取市で開かれています。

鳥取市の丸由百貨店で5月21日から始まったこの展示即売会。会場には、輪島塗のおわんやお盆など能登半島地震の被害を免れた約200点が並んでいます。

「重箱 宝尽」と呼ばれる作品は、漆黒に輝く重箱に、純金を使ったひょうたんが施されています。また、鶴が描かれた煮物わんは、有名な漆芸家・三谷吾一が作ったもので、地元 輪島市でもなかなか手に入らない貴重な作品です。

そのほか、箱が無かったり、傷がついていたりした作品も通常の半額で販売され、売り上げの一部は輪島塗の復興に役立てられるということです。

丸由百貨店営業企画室 高嶋 優さん
「輪島塗と認められるためには、きっちりとすべての工程を踏まないと輪島塗と認められないような、そんな素晴らしい製品でありますので、今回お盆でしたりおわんでしたり、たくさんの種類がありますので、その魅力を実際に実物を見て感じていただけたら」

この展示即売会は5月26日までの開催です。

最終更新日:2025年5月21日 19:16