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一部でも廃止されると地域社会の衰退につながりかねない… JRローカル線のあり方について知事が石破首相に要望 運営にかかる国の財政支援や利用促進への協力など4点

2025年4月10日 19:10
一部でも廃止されると地域社会の衰退につながりかねない… JRローカル線のあり方について知事が石破首相に要望 運営にかかる国の財政支援や利用促進への協力など4点

4月9日に鳥取県の平井知事などが石破首相を訪ね、全国的な鉄道のネットワークのあり方について要望しました。

近年、全国各地で利用の少ない線区についてJRから存廃を含めたあり方の検討が求められています。それを受けて、4月9日に鳥取県の平井知事など29府県の知事が連名で特別要望を行いました。

ローカル線は中山間地域をはじめとする地方の公共交通を支えていて、路線が一部でも廃止されると地域社会の衰退につながりかねない、と指摘。JRローカル線の運営にかかる国の財政支援や利用促進への協力など4点を訴えました。

鳥取県 平井伸治 知事
「石破首相も実は地元のことをよくご存じでいらっしゃいますので、例えばいろんな列車を走らせてそれを観光列車として収入源としていく、あるいは駅に装飾をしたりということでまた旅の魅力を広げていく、まさにそのようなことが大切なことでありまして、それを後押ししていただければと思います」

要望を受けて石破首相は今後、国土交通省と知事らが議論をする場を設けたいとしました。

最終更新日:2025年4月10日 19:10