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エッグショック再び? 食卓に欠かせない卵が高騰 店頭価格が1.5倍のスーパーも 特売日を設けるなどして対策 島根県松江市

2025年5月22日 18:42
エッグショック再び? 食卓に欠かせない卵が高騰 店頭価格が1.5倍のスーパーも 特売日を設けるなどして対策 島根県松江市

食卓に欠かせない卵ですが、このところ、高値が続いています。

卵の卸売り価格の目安となる「JA全農たまご」が5月21日に発表した平均価格は、東京地区で、Mサイズが1キロあたり334円。今年に入って上がり続け、鳥インフルが広がった2023年に迫る勢いです。

取材した島根県松江市のスーパーでは。

高井和代 記者
「卵コーナーのきょうの値段は10個入りがどれも300円超え、中でも・赤タマゴは、税込みで400円近くしています」

10個入りで、税込み380円台も。取材したスーパーでは、去年の5月と比べタマゴの値段が、100円前後値上がりしました。


「高いですね。タマゴが高くなりましたね」

「高いと思います。これでは買いたくないので。簡単に食べられますけど、なかなか今頃はそういう風にいかなくなりましたね」

おととし、エッグショックと言われるほど、値上がりした卵。今年に入って再びの値上げとなりました。

みしまや商品部 多々納 尚志さん
「昨年末から鳥インフルエンザがかなり発生して、その影響で全体的に相場も上がっている。(店頭では)去年に比べますと1.5倍くらいの値段になっております」

スーパーでは、以前から週に2回、特売日を作りタマゴ10個入りを200円前後で販売していて、その結果、タマゴ自体の売り上げは伸びているということです。

しかし、卵の値上げに伴い、影響を受けるのが、卵を使用した加工品など。サラダや料理の隠し味としても使いやすい、マヨネーズは原材料に卵が使われていて、大手メーカーは、量を減らしながらも、値上げせざるを得ない状況です。

取材したスーパーでは、しばらくはタマゴの高値は続くとみていて、引き続き、特売日での販売に力を入れるということです。

最終更新日:2025年5月22日 18:42