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春の全国交通安全運動期間「交通事故死ゼロを目指す日」 中高生を対象に自転車運転マナーアップの広報活動 自転車のヘルメット着用などの徹底が重点目標 鳥取県米子市

2025年4月10日 18:48
春の全国交通安全運動期間「交通事故死ゼロを目指す日」 中高生を対象に自転車運転マナーアップの広報活動 自転車のヘルメット着用などの徹底が重点目標 鳥取県米子市

春の全国交通安全運動期間中の4月10日は、「交通事故死ゼロを目指す日」とされています。鳥取県米子市では、中高生を対象にした自転車運転のマナーアップを呼びかける広報活動が行われました。

広報活動が行われたのは、米子北斗中学・高等学校です。3月、この学校近辺で自転車死亡事故が発生したことから生徒達に注意を呼びかけようと行われました。

4月10日は、下校時間に米子警察署や交通安全指導員会の人達が訪れ、生徒達にチラシや反射材を配り自転車利用のマナーアップを呼びかけました。

今年の春の全国交通安全運動では、一昨年から努力義務化されている自転車のヘルメット着用や交通ルール遵守の徹底が重点目標の1つに掲げられています。

この学校で自転車通学している生徒は、約30人ですが、休日などに乗る生徒も少なくないということです。

生徒
「(ヘルメットは)かぶっています、常に。1回ヘルメットをかぶって事故をしたけど、ケガなしで済んだので」

Q今後はどう気をつける?

生徒
「前を見ます。(自転車の)並走やめます」

「信号がないとかで上にミラーがありますが、あれを見て止まるところは止まろうかなと」

米子警察署 中村恵一 交通第一課長
「(県内でヘルメットは)7割の方がかぶっていない状況です。頭部を守るアイテムですヘルメットは。重大事故につながる事故にあわなれないようにしていただきたいと思います」

今年に入ってから3月末までの鳥取県内の自転車による交通事故は、16件。このうち高齢者が1人死亡、ケガをした人は、15人ですが、このうち中学生が1人、高校生3人がケガをしているということです。

春の全国交通安全運動は、4月15日(火)までです。

最終更新日:2025年4月10日 18:48