今年3月にオープンした鳥取県立美術館。

アートを通じた学びを提供しようと鳥取県内すべての小学校4年生を対象とした見学ツアーが5月7日から始まりました。

鳥取県は県内の子どもたちにアートに親しんでもらおうと小学校4年生を対象に県立美術館に招待しています。

初回となる7日は鳥取県琴浦町の聖郷小学校4年生の13人が参加。

専門員
「季節とかいつ頃なんだろう」

児童
「冬で寒いからたき火をやってる」

児童たちは美術館スタッフの説明を聞きながら館内を巡ります。

床に置かれたアートの作品では、実際に作品の上を歩いて感触を確かめたり、作品を見る位置を変えてみたりして一つ一つの作品をじっくりと鑑賞していました。

児童
「（作品の中に）面白さがたくさん隠されていてまた来たいと思いました」

「遠くから見た絵と近くから見た絵が変わってるのが面白いと思いました」

この事業は前期と後期に分けて今年1年間かけて行う予定で、9月までに65校・2429人の児童が来館する予定です。

鳥取県立美術館　佐藤真菜 専門員
「自分で感じたことをしっかり自分で捕まえて友達をお話をしてこうなんじゃないかなとか考える、感じ取るということを やってほしいなと思います」

今後は美術館スタッフだけでなく研修を受けたボランティアなども案内役として活動していくということです。