「これまで以上に温かみのある駅を目指していきます」 鳥取駅で有人改札が見納め 3月14日から自動改札機が導入 鳥取市
有人改札がいつもの光景だった鳥取駅。3月14日はその有人改札が見納めとなりました。
いつもと変わらない鳥取駅の風景ー。しかし、この風景も3月14日までです。そのわけは?
西日本旅客鉄道株式会社 小川修司 鳥取管理駅長
「明日から自動改札になりますので、基本的には自動改札をお通りいただく形になります」
3月15日からは自動改札機が導入されるのです。JR西日本管内の県庁所在地の中心駅では唯一、自動改札機を導入していなかった鳥取駅。3月14日が、有人改札を見られる最後の日となりました。
西日本旅客鉄道株式会社 小川修司 鳥取管理駅長
「(入社から)有人改札を担当しておりまして。きょう、最後になるんだなあという想いで感慨深い気持ちになっております。」
今回、大きく変わるのは「ICカードを使って列車に乗車できる」こと。切符だけでなく、ICOCAやSuicaなどの全国で使用可能な交通系ICカード、スマートフォンなどでも列車を乗り降りできます。
この変化に街の人はー。
Q.有人改札を見てどうですか
千葉県から訪れた人
「懐かしいなって。今でもあるんだって」
街の人
「他の県みたいに変わっていくんだなってうれしいです。便利になって、利用する人も多くなるんじゃないかなと」
ただ、注意すべき点も。
自動改札機が導入されていない淀江駅~下北条駅間ではICカードを使って乗り降りできません。他にも、鳥取駅から東の岩美・浜坂方面や、南の因美線・若桜鉄道線・智頭急行もICカードが使えません。
JR西日本は、使う区間が自動改札機に対応しているかどうか、確認してほしいといいます。
西日本旅客鉄道株式会社 小川修司 鳥取管理駅長
「これから新しい機械になりますけど、私たちもこれまで以上に温かみのある駅を目指していきますのでぜひご利用いただきたいなと」
懐かしい風景に思いを馳せた3月14日。自動改札機は3月15日から稼働することになります。