「多くの方々に親しんで愛されるアリーナを目指したい」 米子アリーナの安全祈願祭と起工式 2027年3月完成予定 鳥取県米子市
鳥取県米子市などが整備を進めている新しいスポーツ拠点施設・米子アリーナの安全祈願祭と起工式が行われました。
米子市は、鳥取県と共同で東山公園にあった米子市民体育館を建て替える形で、市立武道館と県立産業体育館を統合した新しいスポーツ拠点施設、「米子アリーナ」の新設を進めています。
6月2日は米子アリーナの建設予定地で安全祈願祭が行われました。
また、起工式も行われ米子市の伊木市長が、米子アリーナへ期待する言葉を述べていました。
計画によりますと米子アリーナは、一部鉄筋コンクリートの鉄骨造り2階建てで、のべ床面積は県内最大の1万3272平方メートル。障害者や高齢者にも優しいバリアフリー化された建物です。
目玉のメインアリーナは県内最大の4000人が収容でき、サブアリーナや武道場、トレーニング室なども設けられます。
総事業費は、約105億円。スポーツだけでなくコンサートやイベントなど文化活動の利用が可能な他、防災の拠点にもなるということす。
米子市 伊木隆司 市長
「ここが新たなスポーツの拠点であり、文化芸術の拠点として多くの市民の皆さまや県民の皆さまに大いに役立つ施設になることを願うばかりです」
鳥取県 平井伸治 知事
「スポーツの殿堂だけでなく、4000席入る大きなイベントもここで出来るようになります。多くの方々に楽しんでいただき親しんで愛されるアリーナを目指したい」
米子アリーナは、2年後の2027年3月に完成予定で6月オープンを目指しています。