鳥取大学の新たな学長 原田省氏が就任会見 鳥取県
2025年4月から鳥取大学の新たな学長に就任した原田省氏が5月14日に就任会見を行い「地域との連携により鳥取大学の価値を広めたい」と抱負を述べました。
原田省学長は鳥取大学医学部医学科を卒業後、医学部附属病院で産科婦人科医として勤務。
医学部の教授や鳥取大学の副学長を経てこのほど学長に就任しました。
5月14日行われた就任会見では「地方の国立大学より都市に教育資金が偏り日本の研究力の低下を招いている」として、「大学のブランディングにより鳥取大学の価値を広め資金の多角化を目指したい」と抱負を述べました。
鳥取大学 原田省新学長
「地域のための研究というより自分の学問的な興味を追求するということが主であったので、地域とのつながりが非常に薄かったと思います。鳥取大学が必要ということを感じていただくということが(鳥取大学の)価値に繋がる」
原田学長はほかにも医学科、獣医学科、生命科学科の連携を強化し医薬品開発や感染症の克服に務めたり、鳥取県と共同して起業に取り組める体制や地域産業を活性化する経営人材を育成したりしたいとしています。