陶芸家・葉山有樹さんの個展が開催 緻密で優雅な細密画の世界を確立 新作含む60点の陶芸作品が展示販売 鳥取県米子市
緻密で優雅な世界を表現する陶芸家・葉山有樹さんの個展が、5月28日から鳥取県米子市のデパートで始まりました。色鮮やかな花々が、きめ細かく描かれた花形の香炉。”超絶技巧”と称される高い技術で表現されています。
米子市の米子天満屋で28日から陶芸家・葉山有樹さんの個展が始まりました。作家でもある葉山さんは、世界でも稀にみる緻密で優雅な細密画の世界を確立した陶芸家として知られています。
会場では、新作など60点の陶芸作品が展示販売されています。
24種類・870体の動物を描き、豊かな命を幻想的に表現した「森羅万象図」という壺や、古代エジプトのツタンカーメン王などをきらびやかに描いた「ナイルの賜物」という作品などが展示されています。
陶芸家 葉山有樹 さん
「作品一つ一つには、壮大なストーリーがあり歴史の中で先人達が築いてきた知恵やいろいろな祈りや願いの普遍的なものがある。そういうものに少しふれていただければうれしい」
長年にわたる歴史の研究により生み出された詩情あふれる世界観が堪能出来るこの企画展。米子天満屋で6月2日(月)まで開かれています。