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夏の参議院選挙 鳥取・島根選挙区で「2馬力選挙」を抑止へ 候補者に宣誓書の提出求める 国政選挙では初めて 鳥取県・島根県

2025年4月21日 17:56
夏の参議院選挙 鳥取・島根選挙区で「2馬力選挙」を抑止へ 候補者に宣誓書の提出求める 国政選挙では初めて 鳥取県・島根県

当選の意思のない候補者がほかの候補者を応援する「2馬力選挙」を抑止するため宣誓書の提出を候補者に求める取り決めがこの夏の参議院選挙 鳥取・島根選挙区で実施されることになりました。

当選の意思のない候補者がほかの候補者を応援するいわゆる「2馬力選挙」を抑止するため、鳥取県選挙管理員会は自らの当選を目的として候補者になることを明記する宣誓書の提出を求めることを今年2月に了承していました。

4月21日に行われた鳥取県及び島根県参議院合同選挙区選挙管理員会では島根県側にもこれを提案し、同意したため、この夏の参議院選挙でも実施されることになりました。

国政選挙でのこうした取り組みは初めてとなります。

鳥取県の平井知事は「選挙の根幹が揺らぐ問題が相次ぐ今、その解決は待ったなしであり、全国で初めて国政選挙における公正な選挙の確立に立ち上がったものであり、国においても2馬力選挙やSNS利用について実効性ある対策を速やかに講じるよう強く求める」とコメントしています。

最終更新日:2025年4月21日 17:56