急激なのどの痛みやいちご舌の症状が現れる”溶連菌” 鳥取県で約1年半ぶりに警報解除 引き続き予防を

のどの痛みなどの症状が現れる感染症A群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報が4月9日解除になりました。2023年10月4日に発令以来、約1年半ぶりの解除です。
4月9日に警報が解除となったは感染症のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、通称溶連菌です。急激なのどの痛みのほか真っ赤な粒が舌全体に広がった「いちご舌」などの症状がみられます。
鳥取県の感染症対策センターは県内の19の小児科の医療機関で1週間に受診した平均患者数を取りまとめていて、2025年3月31日から4月6日の間に鳥取県の東部地区では3.63人、中部地区では0.25人、西部地区では1.14人となり定点当たりの患者数が4人以下になったことから警報を解除しました。
鳥取県東部では患者数が多いことから感染症対策センターは引き続き、手洗い、咳エチケットなどを徹底し予防に取り組んでほしいとしています。