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鳥取県はパビリオンでの展示テーマが共通する中東ヨルダンと連携を深める調印式行う 大阪・関西万博

2025年4月23日 19:41
鳥取県はパビリオンでの展示テーマが共通する中東ヨルダンと連携を深める調印式行う 大阪・関西万博

鳥取県はパビリオンでの展示テーマが共通する中東ヨルダンとの連携を深めようと調印式を行いました。

4月23日、万博会場で行われたのは、鳥取県と中東ヨルダンのパビリオンとで結成された、その名も「サンド・アライアンス」(砂同盟)の調印式です。

大阪・関西万博「関西パビリオン」の鳥取県ブースでは、本物の鳥取砂丘の砂10トンを使って砂丘を再現した、「鳥取無限砂丘」で来場者をもてなしています。

一方、ヨルダン館に展示されているのも、映画「スター・ウォーズ」のロケ地となった、ヨルダンの砂漠地帯「ワディ・ラム」のおよそ22トンもの赤い砂。

壁や天井に囲まれた3Ⅾ映像を併せると、幻想的な砂漠空間にいるような気分を楽しめるパビリオンとなっています。

きょうの砂同盟の結成は鳥取県とヨルダンそれぞれのパビリオンが砂丘や砂漠の「砂」を展示しているという共通点から、両者が一緒になって大阪・関西万博を盛り上げていこうと企画されました。

また調印式の後には鳥取県の平井知事と、ヨルダンの担当者が一緒にそれぞれのパビリオンを訪れて楽しむ姿が見られました。

鳥取県 平井伸治知事
「こういう形で友好モデルを作りたいと思います。」

鳥取県では、今後、大阪・関西万博で、鳥取ブースとヨルダン館での共同スタンプラリーなどのイベントを企画し、相互理解を深める取り組みを進めるほか、砂で魅力を発信する他の中東諸国などとの連携も行いたいとしています。

最終更新日:2025年4月23日 19:41