介護保険料の還付金を名目に島根県益田市の60代の女性が約249万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。

11月15日、島根県益田市に住む60代の女性の家の固定電話に市役所の介護保険課を名乗る男から「介護保険料を払い過ぎていて還付金がある。今日中であれば返金の手続きができる」などと連絡がありました。

そこで女性が男に携帯電話の番号を教えたところ、今度はサポートセンターの職員を名乗る別の男から携帯に電話があり、ATMへ行くよう指示されました。その後も女性は男からの電話を受け、言われるがままにATMを操作するなどしていたところ、翌日、通帳の口座から約249万円をだまし取られていたことがわかりました。

益田警察署は身に覚えのない還付金や払戻金の電話があった場合は、詐欺を疑い警察に相談してほしいと呼びかけています。