わんぱくな夢をこの1パックに 学生が考案した「わんぱっくおにぎり」が販売 よりおいしそうに見せるための工夫を凝らす 鳥取県鳥取市
マーケティングを学ぶ鳥取環境大学の学生が、地元のスーパーマーケットと共同開発したおにぎりを試験販売しました。
鳥取市のスーパーマーケットでは、鳥取環境大学でマーケティングのゼミに所属する3年生9人が、自分たちで考案したおにぎり5種類・100個を試験販売しました。
商品名は「わんぱっくおにぎり」。コロッケや、みそカツなどボリューム感のある具材を入れ、大学生のわんぱくな夢をこの1パックに詰めたということです。このゼミでは今年1月にも学内で販売も行いモニター調査を実施しました。
その結果をもとに、今回は地元のスーパーと相談し、よりおいしそうに見えるよう容器のプラスチックの色を白にしたり、おにぎりの断面をしっかり見せたりするなどの改良を行いました。
販売にあたった学生は積極的に声をかけ、商品をPR。
また、見た目で美味しそうだと思うものに投票してもらうアンケート調査も行いました。
購入者
「学生さんが頑張ってる感じがして買ってみようかなと思いました。おうちに帰ってからお昼ご飯にしたいと思います」
鳥取環境大学竹内ゼミ 3年 平位佳音 ゼミ長
「けっこう長い時間かけて頑張ってきたし、いっぱい買ってもらえてすごくうれしいです。自分が食べたいと思ったおにぎりを自分たちで詰め込んでいるので、そういう自分の意思を大切にしてアイデアを出すという、それをゼミ生や仲間で協力していくことが大切だと思います」
参加したゼミ生たちは、今回のアンケート調査を基に改良を行い、学祭などでも再び販売したいと話していました。