丸々とした大きなマグロが2匹!重さは200キロと170キロ 「このサイズのマグロが定置網にかかるのは珍しい」 水揚げした漁師は3年前にはマグロを手づかみで捕獲 鳥取県鳥取市
マグロを水揚げした漁師
「サメかと思った。わ~すごいなって思った」
「サメかと思った。あまりに大きく見えたので、黒くて大きいので」
鳥取市青谷町にある夏泊漁港です。
ここでは3月から定置網漁が行われ、4月30日もアジやタイなどさまざまな魚が水揚げされていました。
そんな中…。
中山紗希アナウンサー
「きょう水揚げされたマグロ。人の背丈を超えるくらいかなり大きいです。」
水揚げされたのは丸々とした大きなマグロ。しかも2匹。
1匹は体長2メートル40センチ、重さがなんと200キロ、
もう1匹が体長2メートル30センチ、重さが170キロにもなるかなりの大物です。
マグロを水揚げした漁師 遠藤通さん
「うれしいですな。びっくりだ。何年ぶりかな。」
こう話すのは水揚げした漁師の一人、遠藤通さんです。
実は遠藤さん、マグロに遭遇したのは今回だけではなく…。
3年前には浅瀬に迷い込んだ巨大マグロを手づかみで捕獲したこともあるんです。
3年前の遠藤通さん
「どこを捕まえようかと思った、はじめ。魚がつるつるするから。しっぽもバタバタしてるから。」
この時のマグロの体長は2メートル、重さは102キロ。
当時はマグロとの格闘ぶりが大きな話題となりましたが…。
今回は3年前をはるかに上回る大きさのマグロ。
鳥取県水産試験場によると、このサイズのマグロが定置網にかかるのは珍しいことだといいます。
マグロを水揚げした漁師 遠藤通さん
「大きい、大きい、また連れを呼んできてよ~。また連れを呼んできてよ~。」
これほど立派なマグロは遠藤さんも初めてだということです。
マグロを水揚げした漁師 遠藤通さん
「幸先が良すぎるし。まっ、また明日。また獲れたらいいですね。また来てよ明日も。」
まさにこれから旬を迎えるマグロ。
今回水揚げされたマグロは5月1日に鳥取市内の市場で競りにかけられるということです。
また、マグロがあがった夏泊漁港では、5月10日(土)から定置網で水揚げされた魚を販売する朝市を開催する予定ということです。