働き方の新しいスタイルとして注目される副業。都市部で活躍する人たちに、鳥取県が独自に行っている「週一副社長」というビジネスマッチングに参加してもらおうという取り組みが行われました。

東京で開催された今回の企画には、都市部を中心に働くITやコンサルティングなどの高いスキルを持ったビジネス人材、24人が参加しました。

「週一副社長」はこうした高いスキルを持つ都市部で副業を希望する人たちに、リモートなどで週に1回鳥取県内の中小企業に関わってもらう鳥取発のプロジェクトです。企業から副業人材への支払いは3万円～5万円と、企業にとっては比較的低コストででき、副業人材からすると気軽に始められるのが特徴の一つです。

参加者に向けてその魅力やマッチングの実例が紹介されました。

参加者
「自分の持っている力を、地方活性とか、普段とは違う場面で活かすのが魅力的に感じました」

「(今やっている仕事が)法務ということで、中小企業の皆様にどれだけ必要なのかというのが、謎な部分はあるのですが、ヒアリングですとか、課題の抽出なんかは常にやっていますので、そういったことは貢献できるのではないかと思っています」

とっとりプロフェッショナル人材戦略拠点　松井太郎 代表理事
「経営者というのは何となく自分のやりたい事というのは、何となくお持ちなんですよね。背中を押して欲しいというニーズもあるわけで、その時に経営の伴走者となりうる人を、都市部のビジネス人材に求めているということがありますから、ぜひどしどし活用いただければと思います」

副業人材のさらなる獲得に向けて、夏にも東京でのPRが予定されているということです。