SNSやネットの掲示板などで高額収入をうたう『闇バイト』… 検挙された人のうち約6割以上が10代・20代 犯罪に加担しないために注意すべきことは?
鳥取県警生活安全企画課 波田貴幸 警部補
「特徴は3つあります。インタビューの中にもありましたが、『報酬が高すぎる上に時給の記載がない』『仕事内容や勤務地などが不明確』『連絡のやり取りがDM』と、情報が不明確な割に高い報酬のものが多いんですよね」
中山アナ
「仮にこの闇バイト、応募してしまったらどうなるんですか」
波田貴幸 警部補
「応募の時に本人、そして家族の個人情報すべてを要求されます。なにが危ないかというと、例えやめようとしても『家族がどうなっても知らないぞ』などと脅されて一生逃れられない状況になってしまうんです」
中山アナ
「一度踏み入れてしまったら、引き返すのが困難なんですね。では、対策は?」
■闇バイト対策は?
鳥取県警生活安全企画課 波田貴幸 警部補
「目先の高収入にだまされない、先ほど言った特徴に当てはまるものは怪しむこと。日ごろから家族で話し合って、闇バイトに引っかからないようお互いに注意しあう。闇バイトは全て犯罪であることを忘れない。これらのことが重要となってきます」
中山アナ
「仮に、万が一応募してしまったけどやめたい、でも脅されてやめられないといった場合はどうしたらいいでしょうか?」
波田貴幸 警部補
「警察では、そうした人たちやその家族を保護するなど対策を考えています。決して先に進まず迷わず警察に相談してください」
中山アナ
「相談先は警察専用ダイヤル#9110または、最寄りの警察署です」