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今年も「花粉」の季節が… 今年は3~4倍の飛散量に 本格的な花粉シーズン前に早めの対策と体調管理を呼びかけ

2025年2月28日 18:10
今年も「花粉」の季節が… 今年は3~4倍の飛散量に 本格的な花粉シーズン前に早めの対策と体調管理を呼びかけ

2月28日の山陰地方は午前中曇り空でしたが、次第に晴れて明るい日差しが降り注ぎました。こうした中、山陰地方にはあの「厄介者」の影が迫っています。

街の人
「飛んでると思いますね。喉とか痛くて仕方がない」

そう、それは花粉。気象情報会社ウェザーニューズによると、山陰地方はすでに花粉のシーズンに突入。なんと今年は、去年の約3~4倍の飛散量だといいます。週末にかけて気温が上昇するため、花粉が飛びやすくなったこと。また、去年、夏から秋にかけて高い気温が続いたことで、雄花が成長しやすい環境となったことが原因と見られています。

街の人
「知り合いがいいマスクがあるっていうんで、それを待ってるとこなんです。(かなうなら)ならない方がいいですよ」

Q.そんなにですか
「まだなってないのは、幸せですよ」

「目がかゆかったりとか、ひどい時は熱っぽくなったりとか対策はー。してもあまり変わらないというか…」

そして週末にかけて気温が上昇するため、多くの花粉が飛散する予想。診察しているクリニックにもある変化が。

おおたにこども・ファミリークリニック 大谷英之 院長
「今まではあまり(花粉症患者が) 来ていませんでしたけども、今週くらいから暖かくなってきたのと晴れてきたので、患者も増えてくるんじゃないかなとは」

今のうちに薬を揃えたり、診察を受けたりすることが大切といいます。そして、基礎的な体調管理が重要だといいます。

おおたにこども・ファミリークリニック 大谷英之 院長
「くしゃみがとても目立つとか、鼻がむずむずしたり目がかゆくなったりというような普通の風邪では見られないような症状がある場合は花粉症を疑って、病院にかかっていただいた方がいいと思います」

マスクやゴーグル等の着用や、花粉を室内に持ち込まないといった対策を始め、寒暖差による体の疲れにも注意が必要だと言います。去年より増加が見込まれている花粉。早めの対策が重要です。

最終更新日:2025年2月28日 18:37