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まるで絨毯 由志園で池一面に3万輪の牡丹が浮かべられる“池泉牡丹” 季節の花が咲き誇り観光客を魅了 島根県松江市

2025年4月29日 19:28
まるで絨毯 由志園で池一面に3万輪の牡丹が浮かべられる“池泉牡丹” 季節の花が咲き誇り観光客を魅了 島根県松江市

祝日の4月29日。島根県松江市の由志園では、季節の花が多くの観光客を魅了しました。

赤やピンクの大輪の花が一面を彩り、美しい絨毯のようにも見えます。松江市の大根島にある由志園では、池に牡丹の花を浮かべる“池泉牡丹”が4月29日から始まりました。

大根島は日本一の牡丹の産地として知られ、去年は約70万本が栽培されました。由志園では毎年この時期に、間引きの作業でせん定された牡丹を有効活用し、池一面に3万輪もの花を浮かべています。

29日は祝日ということもあり、朝から大勢の観光客の姿が。池泉牡丹を前に足を止め、写真を撮るなどして季節の花を楽しんでいました。

来園者
「すごいきれいです。本当に来てよかったと思います」

「いやすごいですね。香りがいいですね。娘がここがいいって言ってくれたので初めてきました」

「とにかく数が多くて、色も明るくて、牡丹見るの初めてなんですけど、黄色いのかなって思ってたら赤いんだって。それが衝撃でした」

また、今年は由志園開園50周年に合わせて、恒例の牡丹とともに別名“天竺牡丹”とも呼ばれるダリアが浮かべられより華やかな空間を演出していました。

由志園営業企画部 大谷俊樹 課長
「単体で見るより比べてもらって、さらに牡丹って他の花と比べてここが素敵なんだって感じていただきたくて、今回新たに違う花も一緒に浮かべて、比べて楽しんでいただきたいと思っています」

5月6日にはバラも浮かべられる予定となっています。

去年の大型連休は約3万人が訪れましたが、今年は天候にも恵まれより多くの来園者が予想されるということです。

最終更新日:2025年4月29日 19:28