教員不足解消に向けた仕組み作りについて協議 鳥取大学に地域教員希望枠導入を目指す 鳥取県鳥取市
4月22日、鳥取県と鳥取大学は教員不足解消に向けた仕組み作りについて協議しました。
22日の会議には鳥取県の平井知事や鳥取大学の原田学長など県内の教育関係者が参加しました。鳥取大学には教員養成課程はあるものの、教育学部がなく、県内における教員の人材確保が課題となっています。
会議では入試枠に県内で教職を希望する生徒を対象とする地域教員希望枠を創設すること、新たな教員養成課程を設置すること、奨学金助成制度の新設を目指すことなどが提案されました。
鳥取大学長 原田省さん
「社会で教員養成は求められていますので、ぜひそれは社会の期待にお応えしたい。この地域で働きたいということを強く希望される方を作っていきたい」
鳥取大学は地域教員希望枠について、2027年4月に入学する生徒から導入を目指しているということです。
最終更新日:2025年4月22日 19:04