4月8日、島根県内の特産品、お土産品などを販売する、島根県物産観光館が改修を終え、8か月ぶりにリニューアルオープンしました。

施設内の老朽化などによって去年8月から、大規模な改修を行っていた島根県松江市の島根県物産観光館。8日は、リニューアルオープンを待ちに待っていた人たちを島根県の丸山知事としまねっこが歓迎しました。

島根県　丸山達也 知事
「駅前に(あった)一畑デパートが閉店されましたので県内の産品を幅広く取りそろえていただいて、買っていただける拠点としてPRしていきたい」

国宝松江城のある城山公園の目の前に1992年にオープンした島根県物産観光館。店内は、島根県全域でつくられた特産品や農産物が勢ぞろい。8日の朝は桜シーズンも重なり、県内外から多くの買い物客が訪れていました。

広島からの買い物客
「娘がしまねっこがすごい好きで、しまねっこグッズをここでいっぱい買いたかったので来れてよかったなと思います」

地元の買い物客
「しばらくぶりなんでいっぱい買いました。島根県のものがいっぺんに手に入りますので、とくに進物とか」

高井和代 記者
「初日から大勢の人でにぎわう物産館。今回初めて飲食スペースも設けられ、ここで買った島根県の味を堪能できます」

店内では島根の和菓子や、寿司などの実演販売も行われ、できたての島根の味が飲食スペースで、食べられるようになりました。

コロナ禍を経て、3年前からは年間約63万人が訪れていた島根県物産観光館。去年1月には、松江駅前にあった島根県唯一のデパートが閉店したこともあり、観光客のみならず地元の人たちが贈答品を購入できる拠点としても幅広く活用されることが期待されます。