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「みぎひだりみる。手をあげて(渡る)こうやって」幼稚園で警察官と一緒に交通安全教室 過去10年で歩行中の子供の死傷者のうち、未就学児から小学3年生までの死傷者は約7割 鳥取県鳥取市 

2025年5月9日 19:22
「みぎひだりみる。手をあげて(渡る)こうやって」幼稚園で警察官と一緒に交通安全教室 過去10年で歩行中の子供の死傷者のうち、未就学児から小学3年生までの死傷者は約7割 鳥取県鳥取市 

日に日に暖かくなり、こどもたちが外で遊ぶ機会も増えてきました。安全に道路を歩いてほしいと5月9日、鳥取県鳥取市では、園児たちが警察官と一緒に横断歩道の渡り方などを学びました。

5月9日鳥取県鳥取市の愛真幼稚園では、3歳から5歳までの園児、約40人に向けて交通安全教室が開かれました。

Q.信号守らずに飛び出しちゃったらどうなるかな?
児童
「くるまにひかれる!」

この幼稚園では園外保育などで外で遊ぶ機会が多くなるこの時期に、毎年、警察官と一緒に道路の歩き方について学んでいます。交差点では車に注意し手をあげて渡ることや縁石には乗らないことなど交通ルールを確認すると、普段、園児が利用するという幼稚園の前の横断歩道を使って実践しました。幼稚園によると、この横断歩道には信号が設置されていないため停止しない車もあるといい特に注意が必要だということです。園児たちは車や自転車が来ていないかしっかりと左右を確認してから横断歩道を渡っていました。

Q横断歩道をどうやって渡りますか?

園児
「みぎひだりみる。手をあげて(渡る)こうやって」
園児
「きけんがないようにがんばって 歩きたい」

鳥取警察署交通第一課 竹矢秀雄 課長
「こどもは思わず飛び出してしまうということがよくありますので、周りの車の安全を確認してわたっていただきたいと思います 」

鳥取県警によると過去10年、歩行中の子供の死傷者は136人で、約7割が未就学児から小学3年生だということです。また、横断歩道での未就学児の死傷者は2人で、注意して横断歩道を渡るよう呼び掛けています。

最終更新日:2025年5月9日 19:22