鳥取市の飲食店で食事をした4人が食中毒の症状 4人全員からカンピロバクター属菌を検出 鳥取県鳥取市

鳥取市の飲食店で食事をした4人が食中毒の症状を訴えていることが分かり、鳥取市保健所はこの飲食店を5月20日から5日間の営業停止にしました。
営業停止処分を受けたのは鳥取市弥生町の飲食店「福ふく」です。
鳥取保健所によりますと5月15日にこの店で食事をした4人が下痢や腹痛など食中毒の症状を訴えているということです。
症状のある人の共通の食事はこの店が提供した食事のみであることから、この店を原因とする食中毒と断定。食中毒の症状が出ているのは20代の女性4人で入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。
4人の便を検査したところ、4人全員からカンピロバクター属菌が検出されました。
鳥取市保健所は食肉は中心部まで75℃、1分以上加熱することや食肉を取り扱った手指や調理器具はその都度洗浄・消毒することなど食中毒の予防をするよう呼び掛けています。