×

ガイナーレ鳥取が太陽光発電所を完成 Jリーグの「地域再生可能エネルギー助成金」を初めて活用 地域課題解決のモデルとしても注目 鳥取県米子市

2025年5月22日 19:22
ガイナーレ鳥取が太陽光発電所を完成 Jリーグの「地域再生可能エネルギー助成金」を初めて活用 地域課題解決のモデルとしても注目 鳥取県米子市

ガイナーレ鳥取は、このほど鳥取県米子市の耕作放棄地を活用して営農型の太陽光発電所を完成させました。

取材したのははガイナーレ鳥取が、米子市彦名町にある耕作放棄地に完成させた営農型太陽光発電所です。22日は開所式が行われ、SC鳥取や発電事業者など関係者が参加して通電セレモニーを行い完成を祝いました。

この発電所は、Jリーグの気候変動対策の「地域再生可能エネルギー助成金」を初めて活用しガイナーレ鳥取が完成させました。

3メートル上の高さに太陽光パネルを設置。その下の耕作放棄されてきた農地に芝生が植えられる”ソーラーシェアリング”という方式です。8年前から芝生の栽培事業にも取り組んでいるガイナーレ鳥取が、地元の発電事業者などと連携して完成させました。

芝生はSC鳥取が栽培・出荷しサッカーグラウンドなどに活用され、発電された電力は、境港市の中学校に供給されます。

SC鳥取 塚野真樹 社長
「今回のこういうソーラーシェアリングでの発電及び農業というのは、この地にとって可能性があると思うのでこれを我々が、第1号としてやることで広がる、知ってもらえるきっかけにもなるだろうと」

全国のJリーグクラブチームで初めてとなる今回の取り組み。脱炭素化に向けた、再生可能エネルギーと耕作放棄地利用という地域課題解決のモデルとしても注目されそうです。

最終更新日:2025年5月22日 19:22