浜田港に今年初めてとなるクルーズ客船が入港 去年12月に就航したばかりの新クルーズ客船 葛飾北斎の名作「富嶽三十六景」をイメージしたバーも 島根県浜田市
5月1日朝、浜田港に2025年初めてとなるクルーズ客船が入港しました。
入港したのは2024年12月に就航したばかりの新クルーズ客船。全長およそ200メートル、229の客室すべてが海を臨む豪華クルーズ客船で商船三井クルーズが運航する「MITSUI OCEAN FUJI」です。
船内には葛飾北斎の名作「富嶽三十六景」をイメージしたバーや、海と空に囲まれ、開放的な気分でプールやデッキチェアで過ごせる空間など贅沢な船旅を楽しめる施設が揃っています。
今回の入港は横浜から函館、韓国の釜山などをまわる12日間のクルーズの中に組み込まれたもので5月1日は、浜田市や島根県の関係者などが歓迎しました。
MITSUI OCEAN FUJIキム カールソン船長
「私どもとしてもいつも初めて寄港する初寄港というのは特別な思いがございます。」
コロナ禍はゼロとなっていた浜田港へのクルーズ客船の寄港。
浜田市や島根県などの積極的な誘致活動によって去年は1回、今年は4回の予定と徐々に回復してきています。
そんななか、就航したばかりの新クルーズ船が浜田港へ寄港する決め手となったのは?
浜田市 久保田章市 市長
「島根県西部には、津和野であったり、石見銀山であったり、また私ども石見神楽をずいぶんPRさせていただきました。ご覧いただいたり、そういったことも行いまして、それでこの度、浜田港への寄港を選んでいただいたものと思っております。」
島根県西部の観光や経済の活性化が期待されるクルーズ客船の入港。
すでに来年も2回の入港が決まっています。