小学生の娘をハンマーの持ち手で殴りけが 鳥取地裁は懲役1年4か月の実刑判決

2025年1月、小学生の娘をハンマーの持ち手で殴りけがを負わせたとして傷害の罪に問われている男の裁判が9日開かれ、鳥取地裁は懲役1年4か月の実刑判決を言い渡しました。
傷害の罪に問われているのは、鳥取市に住む会社員の男です。
起訴状などによりますと男は1月、自宅で小学生の娘の顔や背中などをハンマーの持ち手で殴るなどの暴行を加え全治12日間のけがをさせたとして傷害の罪に問われています。
9日の判決で鳥取地裁の平工信鷹裁判官は、「常習的に犯行に及んでいて、養育者の立場で暴行することは被害者に多大な恐怖と苦痛を与えた。再犯の恐れもあり刑事責任は重い」とし検察側の求刑より2か月短い、懲役1年4か月の実刑判決を言い渡しました。
これを受け弁護側は「控訴については答えられない」としています。