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大気不安定であられが降るなど山陰地方は気温2月から3月並み そんな中、注文を受けてから1枚ずつ焼くアツアツのたい焼きが大人気

2025年4月15日 19:32
大気不安定であられが降るなど山陰地方は気温2月から3月並み そんな中、注文を受けてから1枚ずつ焼くアツアツのたい焼きが大人気

島根県浜田市では、あられが降るなど大気の状態が非常に不安定となった4月15日の山陰地方。

三好亜美 記者
「雨が降ったり止んだりしていて風が冷たく、街の人も防寒対策をしています」

午前8時の鳥取市・鳥取駅では、街の人は手袋をつけたり防寒着を着たりして寒さ対策をしながら通勤していました。

4月15日の最高気温は鳥取で12.3℃、米子で13.4℃、松江で12.7℃と日中も気温が上がらず2月から3月並みとなりました。

街の人
「寒いですね。春と思えないくらい寒いです。一回用意したものを冬物に替えて出てきました」

「気温が下がるってことは知ってたので、冬の格好でこっち来るようにしました」

◇ ◇

一方観光地でも…

高井和代 記者
「境港市の水木しげるロードは、風が吹くと冬に戻ったような寒さで、観光客も冬物のコートが目立ちます」

4月15日午前の水木しげるロードは小雨が降り、冷たい風が吹いていました。通りを歩く観光客も思わず、何枚も重ね着し防寒対策をしていました。

高井和代 記者
「何枚?」

観光客
「めっちゃ着ました。1・2・3・4・5枚。ちょっとびっくりしましたね、もう桜終わってるので」

「急にあたたかくなった日もあれば急に寒くなって、ちょっと体調崩しそう」

「温泉入って帰ります」

中には、夏の装いの外国人観光客も。

観光客
「ハワイから来ました。寒いけどまあまあ大丈夫。私は暑がりだから冬の方が大好き」

2月から3月並みの気温となった4月15日。大忙しだったのはアツアツのこちら。

お客さん
「たい焼き、5個 5個 3個(計13個)作っておいて」

鳥取県米子市にあるたい焼きの専門店では、4月15日の午前に1度に10個以上を注文するお客さんが重なり、35個のたい焼きの予約が入りました。

お客さん
「人にあげようかと思って。特に今日は寒いからいいでしょ?おいしいから」

こちらは注文を受けてから1枚ずつ焼くたい焼き店。従業員は、予約分のたい焼きづくりに終われていました。

天然たいやきやさん 従業員
「今日は(注文が)多いほうです。今20(個)でしょ、さっき15(個)でしょ、(注文が)ちょこちょこちょこ」

高井和代 記者
「うれしいですか?」

「もちろんです。手は痛くなるけどね」

一時的に冷え込んだ山陰地方。4月16日は天気は回復し、春のあたたかさが戻ってくる見込みです。

最終更新日:2025年4月16日 13:49