×

どうなる?休日の中学校部活動 “学校”から“地域”へ 「少子化」「教師の負担増加」が背景に 更なる指導者・地域移行が可能なクラブ・財源の確保が課題

2025年4月26日 6:00

■ 部活動のあり方 転換期か

小林沙貴 アナウンサー
「まさに変わりつつある状況ですが、竹内さんはこの問題についてどうご覧になりましたか?」

公立鳥取環境大学 経営学部 竹内由佳 副学部長
「人材の確保についても、部活動の意義を変えていくと、見え方も変わってくる面があると思います。
 部活動の意義を変えず『勝つ』ことを重点に置きすぎると、大会で記録を残した人や、S級ライセンスを持つ人しか指導員になれないんじゃない?というハードルの高さが拭えません。ですが、例えばレクリエーションとか、楽しさを教えてほしいという話に変わっていけば、どんな方でも参加しやすくなる。例えば私の大学のゼミ生でも、やりたい、できるという人は多いと思います。登録のハードルを下げることで、地域みんなで子どもを見ていく体制が整うんじゃないかなと思います」

最終更新日:2025年4月26日 6:00