「3年間楽しく過ごして欲しい」 手作りコサージュで入学式の準備 生徒や教師が一丸となって新たな仲間を歓迎 鳥取県鳥取市
山陰両県の多くの公立高校は、4月9日が入学式です。鳥取湖陵高校では、新入生を歓迎しようと、入学式でつける"ある物"を準備しています。
真剣なまなざしで手作業を進める生徒たち。花の細い茎にワイヤーとビニールテープを巻き付け作っているのは、コサージュです。
カーネーションやカスミソウで作るコサージュは、9日に入学式を迎える新入生のもので、150人分を手作業で作っていきました。
生徒
「まとめる作業が難しくて結構大変です。選択した科で3年間楽しく過ごして欲しいです」
「新入生がこれをつけてきれいだなって思ってもらえたら嬉しいです」
先生たちや花になじみがない生徒も、新入生のために作業にあたります。
生徒
「普段はパソコンとかでプログラミングをしています。高校生活を楽しんでもらいたい と作っています」
授業でフラワーアレンジメントなどを学ぶ緑地デザイン科の生徒が仕上げのリボンをまくと、コサージュが完成しました。
新入生を歓迎したいと始めた、初の取り組み。華やかなコサージュが新たな仲間を待っています。