島根原発2号機 原子炉格納容器内のモニター機器トラブル 取り換え終え復旧 運転には影響なし 島根県松江市

中国電力は2月22日、運転中の島根原子力発電所2号機で20日発生したモニターの不具合について、機器を交換し「運転上の制限を満足しない状態」から復帰したと発表しました。
島根原発2号機では2月20日、重大事故などの発生時に原子炉格納容器内の水素・酸素の濃度を監視するモニターの一部に不具合が発生していました。中国電力によりますと、調査の結果、モニター機器のうち、水素濃度計測データの伝送器に不具合があったということで、22日に問題のあった機器を交換し、午後6時40分ごろ復旧しました。
格納容器のモニターは2系統あるため、今回の設備トラブルで原子炉の運転に影響はありませんでした。
中国電力は設備トラブルに対し「地域の皆さまにご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。引き続き、安全確保を大前提に、安全運転の継続に努めてまいります」とコメントを発表しています。