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【注目】長年愛されるご当地パン その地で愛され、さまざまな人の思いによって広がりを見せる 鳥取県・島根県

2024年6月15日 6:12

道の駅はっとう 山村俊太 副駅長
「マイフライ、フライ、フライデー・・・みたいな発想からTwitter(X)とかで『#マイフライデー』というのを作ったら、皆さんノってきてくださる方が多くて、金曜日はマイフライを買いに来るという謎のブームが出来上がりまして」

『金曜日はマイフライデー』というハッシュタグを作り、マイフライの魅力を発信。それを見たライダーたちが自分の愛車などの前でマイフライの写真を撮り、SNSに投稿するプチブームが起こっているんです。この盛り上がりに、亀井堂の社長は・・・。

亀井堂 地原忠実 社長
「ライダーさんがマイフライで盛り上がっていただきまして想定外です。言い方は変ですけど、本当にうれしい悲鳴を上げております。どんどん盛り上がっていただいて、どんどん注文が来ればありがたいと思います」

亀井堂から飛び立ち、あっという間にライダーの心をつかんだ「マイフライ」。道の駅はっとうの山村副駅長はこれからもマイフライを盛り上げてさらなる『飛躍』を狙うといいます。

■島根のご当地パンといえば?

続いて、島根のご当地パンといえばなんでしょう。街の人に聞きました。

街の人
「バラパンとかコンビニとかでもすぐ買えるので。美味しいですよ」

「バラパンは学生の時におやつに食べた。授業疲れてたので、その時にバーッて食べたりだとか」

美しいバラの花びらの形をした「バラパン」。1949年に出雲市に設立した「なんぽうパン」の看板商品として、世代を超えて愛され続けています。当時の花好きだった職人が通勤途中にバラの花を見かけ、パンに落とし込んでできたのが特徴的なこの形。

その作り方を特別に見せてもらうことに。クリームをのせて素早く手でくるくるっとまくと可憐なバラの花の形をした「バラパン」が完成です。一つを巻くのにかかる時間は・・・なんと3秒。目にもとまらぬ職人技です。

職人
「コツはやっているうちに覚えていくしかないので、とにかくつまらないように柔らかく」
「多い時で一日5000個作りますので」

なんぽうパン 営業部部長 森山英一さん
「やっぱりこのまま味は変えずに、ずっと100年先まで、ずっと続くように心を込めて作るようには心掛けております」