高校生が農業ロボット体験 農業高校と中四国クボタが連携 後継者育成につなげる 鳥取県倉吉市
無人の田植え機が正確に苗を植えていきます。高校生が最新の技術を搭載したロボット田植え機を体験しました。
5月30日に鳥取県倉吉市で行われたのは、最先端の技術を搭載したロボット田植え機の実演体験です。
倉吉農業高校と中四国クボタが連携し、将来の農業の形を知ることで興味を持つ人を増やし、後継者の育成につなげたいと企画された今回の体験。
クボタの担当者から、衛星情報を利用することで誤差の少ない田植えが可能なことや、田んぼの形を測定することで無人運転が可能になることなどの説明を受けました。
その後、実際に自動で星空米を植えるロボット田植え機を見学した生徒たちは、まっすぐ等間隔に並ぶ苗に驚いた様子でした。
生徒
「自分でやると揺れたりするのでまっすぐするのが難しいですけど、機械はまっすぐですごかったです」
「こういう力を使っていろいろな人が農業に携わってくれるとうれしいです」
倉吉農業高校は、去年コメの味を競うコンクール「全国農業高校お米甲子園」で日本一となっていて、今後もブランド力のあるお米を育てていきたいとしています。