「鬼太郎だけずるいじゃないか」 「鳥取砂丘コナン空港」愛称化10周年記念セレモニーで平井知事が青山剛昌先生とのエピソードを披露 鳥取県鳥取市

「鳥取砂丘コナン空港」の愛称で親しまれている鳥取空港。愛称化10周年に合わせて記念セレモニーが開かれました。
鳥取空港は、北栄町出身の漫画家・青山剛昌さんの人気漫画「名探偵コナン」にちなみ2015年3月から「鳥取砂丘コナン空港」に愛称化されました。愛称化により、館内には漫画に登場するキャラクターのオブジェや撮影スポットが作られ、コナンに会える空港として人気となっています。
3月30日は、愛称化10周年にあわせた記念セレモニーが開かれ、約40人の自治体関係者が出席。さらに、大勢のファンもお祝いにかけつけました。平井知事の挨拶では愛称化のきっかけとなったとエピソードもー。
鳥取県 平井伸治 知事
「青山先生が米子鬼太郎空港に降りられた。そしたら鬼太郎空港になってたものですから、鬼太郎だけずるいじゃないかと青山先生に言われまして。じゃあ先生、もう一つ空港があるからコナンにしますかと。やろう、とご提案をいただけたわけであります」
また、空港ロビーでは、10周年に合わせデザインを一新したトリックアートも披露されました。横幅8メートル、縦幅が18メートルで、コナンのキャラクターとともに鳥取県の特産品も描かれています。
訪れた人
「前回のよりもかっこよくていいと思います。平次と和葉が映っているところが好きです」
「ファンにとって聖地の空港だなと思いました」
また、青山さんの両親もー。
青山さんのお母さん
「すばらしいですね。来るたびに色々変わって。たくさんのお客さん来られるようになってとてもうれしいです」
鳥取空港ビルによると、空港の入場者数は新型コロナの影響で一時落ち込んだものの、今年度は44万人を超え2年連続で過去最高を更新しています。