「いいことがあるかもしれない」10年に1度しか咲かないといわれるソテツの花が松江市役所前の公園で! 樹齢約560年のソテツに珍しい花が開花 島根県松江市
10年に1度しか咲かないといわれるソテツの花。今、島根県松江市役所の前にある公園で珍しい花を咲かせています。
直径30センチほどの薄い黄色の球体一見キャベツのようにも見えるのはソテツの花です。島根県松江市役所の前にある末次公園に植えられたソテツが今、花を咲かせています。ソテツは暖かい沖縄や九州に自生していますが、10年に1度しか花が咲かないといわれています。
なかなか見ることができない珍しいソテツの花。近くを通りかかった人にソテツの花が咲いていることを伝えてみると…。
市民
「人間の頭より大きいです」
「ソテツの花というのは聞くんですよ。咲くとは聞くけど、実際に見たことがないのであれがそうなんですね」
Q.10年に1回ぐらいしか咲かないみたいなんですけど
「それは貴重なタイミングですね」
Q.ソテツの花を見るのは初めてですか?
「初めてです。ビックリ。ラッキーだったね。いいことがあるかもしれない」
このソテツの木は1962年に松江ロータリークラブが松江市役所の庁舎の竣工を祝い植樹したもので、樹齢は約560年といわれています。市庁舎は2年前に新しい庁舎に建て替えられましたが、ソテツは60年以上経った今もしっかりと根付いています。松江ロータリークラブの関係者は「ソテツの木を大事にしてくれてうれしい。ソテツの花も多くの人に見てもらいたい」と話していました。