「人のようなものが浮いていて足が見える」 鳥取市の川で身元不明の遺体 事件と事故の両面で調査を進める 鳥取県鳥取市
4月29日午前、鳥取市の川で身元不明の遺体が見つかり、警察と消防が事件と事故の両面で捜査を進めています。
遺体が見つかったのは鳥取市西品治の千代川右岸です。29日の午前10時半ごろ、「人のようなものが浮いていて足が見える」と近くにいた人から警察に通報がありました。
かけつけた消防により引き上げられたものの、その場で死亡を確認。その後の捜査で、成人男性であることが分かりました。
発見した男性
「きのうも、私があの状態のところを見たんですよ。きのうも、スニーカーが水面につま先を立てた状態に見えたんで、昨日はスニーカーしか見えなかった、水面には」
発見した男性によりますと、28日の夕方、現場付近で靴のみが浮いているのを見たということです。ただ、この日はよくわからなかったため通報しませんでした。
しかし、今日になり気になった男性は再び川へ。
発見した男性
「きょうの状況は、スニーカー自体は水面から出ている状態で、足のような木のような感じで膝の辺までが見えていた」
水面に足のようなものが見えたため、人かと思い、近くにいた男性とともに通報したということです。
警察によりますと、遺体は引き上げられた当時、服と靴を身に着けていて、全体的に泥などの汚れがひどくついている状態だったということです。
警察と消防は遺体の身元を調べるとともに、事件と事故の両面で捜査を続けています。