鳥取大学が、県内の教員不足解消につなげようと、教員養成の地域枠設置に向け鳥取県と協議を進めていることがわかりました。

鳥取大学は、教員養成のカリキュラムは残っているものの教育学部がなく、県内における教員の人材確保が課題となっていました。

これを受け去年5月、鳥取県との協議を実施。

関係者によりますと、鳥取大学は4月14日、文部科学省に対し地域枠設置と教員養成強化のための補助金を申請し、現在結果待ちの状況だということです。

この地域枠については、来年の設置を目指していて入学者に対しては卒業後、鳥取県内で教員として働くことを条件に教員採用試験での優遇措置や奨学金免除を考えています。

大学側は文科省の補助金申請が下りなかった場合は、鳥取県に求めていきたいということです。

鳥取大学と鳥取県は22日にも協議を行う予定にしています。