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元夫の背中を包丁で複数回刺し殺害した罪 50歳の女に懲役13年を求刑 検察「全身で174か所の傷を負わせる残忍な態様であることから、強固な殺意があったと考えられる」 鳥取県

2023年11月17日 15:35
元夫の背中を包丁で複数回刺し殺害した罪 50歳の女に懲役13年を求刑 検察「全身で174か所の傷を負わせる残忍な態様であることから、強固な殺意があったと考えられる」 鳥取県

2021年、鳥取県米子市で元夫を包丁で刺すなどして殺害した罪に問われている女の裁判で、11月17日検察側は懲役13年を求刑しました。

殺人の罪に問われているのは、鳥取県米子市の無職女(50)です。起訴状などによりますと、女は2021年5月、同居する元夫(当時64歳)に対し、殺意をもって包丁で背中を複数回刺すなどして死亡させたとしています。

検察側は「全身で174か所の傷を負わせる残忍な態様であることから、強固な殺意があったと考えられる」などとして懲役13年を求刑しました。

一方、弁護側は「被告に殺意が認められないため、殺人罪は成立しない。精神障害の影響で犯行を思いとどめることが出来なかった心神喪失状態であった」として改めて「無罪」を主張しました。

判決は11月28日に言い渡されます。