伝統行事『小笠原流田植囃子』が22年ぶりに復活 日本遺産登録から5周年 代搔きと呼ばれるパフォーマンスも 島根県大田市
島根県大田市三瓶町で、豊作を願う伝統行事の花田植が22年ぶりに行われました。
大田市三瓶町池田地区に響く太鼓や笛の音。このリズムに合わせ早乙女姿の女性たちが一斉に苗を植えていきます。
小笠原流田植囃子は戦国時代から行われているとされ、日本遺産となった三瓶山の歴史を構成する文化財の1つです。今年は日本遺産登録から5周年にあたることから、池田地区のまちづくり団体が22年ぶりに復活させました。
池田地区まちづくり推進協議会 飯田勝美 会長
「次の約束はなかなか出来ないんですが、もういっぺんはやっぱりやらにゃいけんかなっていうふうに思います」
田植えの前に行われる代搔きでは牛を引き手が落ち着かせようとするパフォーマンスもあり、会場から盛んに拍手が送られていました。