鳥取県議会補欠選挙 前職の山川智帆氏と新人の森由美子氏の2人が当選 得票率は25.95%と伸び悩む… 鳥取県米子市

議員の失職や辞職を受けて行われた鳥取県議会・米子市選挙区の補欠選挙は5月25日に投開票され、前職と新人の2人が当選しました。
当選したのは、無所属の前職・山川智帆氏(47)と、無所属の新人で会社社長の森由美子氏(59)です。
今回の選挙では、欠員2に対して4人が立候補し、投開票の結果、前職の山川氏と自民党が推薦する森氏が他の新人2人を破り当選を果たしました。
鳥取県議会議員を務めていた山川氏は4月の米子市長選に立候補するため自動失職。市長選に落選後、今回の補欠選挙に立候補し、再び県議に当選しました。この点について山川氏はー。
山川智帆 氏
「(今回の)選挙に勝ったということは、(市長選で)米子市役所借地問題を争点化したことに対して、皆さんの賛同を得られたということだと思います。欠員が出たことによって伴うことですが、それに対しては矛盾はないと思っています。米子市・鳥取県をつなげるようなかたちでやっていきたいと思います」
また、今回の選挙はいわゆる「2馬力選挙」を防止するため候補者に「宣誓書」の提出を求める取り組みが、全国で初めて導入されたことでも注目されました。
ただ、投票率は伸び悩み25.95%にとどまっています。