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小型航空機不時着事故 機体を引き揚げ 警察関連の施設に搬送 島根県安来市

2025年5月2日 18:42
小型航空機不時着事故 機体を引き揚げ 警察関連の施設に搬送 島根県安来市

4月29日、個人が所有する小型航空機が安来市の中海に不時着した事故で
5月1日に陸に引き揚げられた機体は、5月2日午後3時ごろ、警察関連の施設に搬送されました。

この事故は、4月29日 安来市荒島町の中海に小型航空機が落下したもので、乗っていた男性2人がけがをし、病院に搬送されました。国土交通省は「航空事故」として認定しています。

機体はきのう中海から安来港に引き上げられ、
今朝から、搬送に向けた準備が行われました。

5月2日 朝、国の運輸安全委員会の調査官が、安来署を訪れ、島根県警本部の署員に、事故の詳細などの聞き取りを実施。警察が押収した機体の整備記録などの確認が行われた模様です。

運輸安全委員会事務局 日下順詞 主管航空事故調査官
「情報を収集してそれをいったん持ち帰って精査し終えたうえで改めて機体調査とか現場調査が必要であればまたくる」

調査官などによりますと搬送された男性2人への聞き取りは回復を待ってから行うとし、
5月2日も安来港では、機体の損傷の激しかった部分などを調査官が確認していました。

正午過ぎ、搬送のため機体の部品が取り外されました。
そして、午後3時ごろ、機体本体がトラックへと積み込まれ、安来港を後にしました。

関係者によりますと、機体は、島根県内の、警察関連の施設に運ばれたということです。
運輸安全委員会によりますと、事故原因の分析はこれからで調査結果はまとまり次第なるべく早く公表するとしています。

最終更新日:2025年5月2日 18:42