小学校の校庭の端の人工巣塔 コウノトリのヒナ3羽を確認 児童が写真を撮影 コウノトリの子育てを児童たちが楽しく観察 島根県雲南市

提供:雲南市教育委員会 撮影:雲南市立西小学校児童
校庭の端にコウノトリの人口巣塔がある島根県雲南市の小学校で2025年も3羽のヒナが確認されました。
島根県雲南市では2017年ごろからコウノトリが見られるようになり、この時期、市内ではおよそ10羽が確認されます。
雲南市内でヒナが誕生したのは9年連続になります。
2017年は電柱に営巣しましたが、感電しないよう2018年に市立西小学校に人工巣塔が設置されました。
教室からは先月27日頃にふ化したとみられるヒナ3羽に、親鳥がドジョウや魚を与える様子が見られコウノトリの子育てを児童たちが楽しく観察しているということです。
ヒナは順調に成長すれば足環の装着や獣医による身体測定と性別の確認があり、6月上旬には巣立ちを迎えます。
雲南市教育委員会は親鳥が安心して子育てができるように「見学はご遠慮ください」としています。
最終更新日:2025年4月22日 17:49