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美保基地に空中給油機を段階的に10機追加配備する計画を県が了承 去年8月の機体トラブルを受けて再発防止策・安全対策の徹底や騒音対策など8つの項目についても要請 鳥取県

2025年3月26日 17:24
美保基地に空中給油機を段階的に10機追加配備する計画を県が了承 去年8月の機体トラブルを受けて再発防止策・安全対策の徹底や騒音対策など8つの項目についても要請 鳥取県

航空自衛隊美保基地に空中給油機を追加配備する計画について、鳥取県は3月26日、中国四国防衛局に了承する旨を伝えました。

3月26日、中国四国防衛局の有賀元宏企画部長が鳥取県庁を訪れ、空中給油機の追加配備を了承するとした県からの文書を受け取りました。

鳥取県境港市にある航空自衛隊美保基地の空中給油機・KC-46Aは現在4機が配備されています。そして、来年度中に2機、さらに2029年度に4機を追加し、あわせて10機とする計画について、2月、防衛省から鳥取県に協議の申し入れがありました。

鳥取県議会や境港市、米子市議会で検討し配備を了承。ただし、去年8月に機体トラブルで米子空港に緊急着陸したことを受け、再発防止策・安全対策の徹底や騒音対策など8つの項目について要請しました。

鳥取県 盛田聖一 地域社会振興部長
「地元やそこで生活する方々の安全安心が第一ですので、その部分は強く求めていきたいと思います」

中国四国防衛局 有賀元宏 企画部長
「KC-46Aのみならず、航空機を運用する上で引き続き周辺住民の皆さまにしっかりと理解を得られるようご協力いただけるよう努力してまいりたい」

中国四国防衛局では、鳥取県からの要請について速やかに回答するとしています。

最終更新日:2025年3月26日 19:00