小中学校の給食に台湾国際交流献立メニュー 米子ー台北定期便をきっかけに理解を深める 交流員による特別講座も実施 鳥取県米子市
5月29日から就航している米子空港の米子ー台北定期便。これをきっかけに、台湾への理解を深めようと、6月3日に米子市内のすべての公立小中学校の給食に台湾国際交流献立メニューが出されました。
韓国ソウル、香港に続く待望の国際定期便である米子ー台北便。週2往復運航されています。
3日は、米子市内の36の小中学校などの給食に台湾料理のメニューが出されました。
就将小学校の3年生の教室でも、児童20人が中海圏域市町村会の台湾国際交流員の葉 可全(イエ ク―チュエン)さんと一緒に台湾メニューの給食を味わいました。
メニューは、台湾の人が普段から好んで食べる豚肉の炒め物の「ルーローハン」、きゅうりの和え物、「リャンバンホァングア」、大根を軟らかく煮込んだスープ、「ルォボータン」です。
児童達は、米子と定期航空便で結ばれた台湾への思いを馳せながら給食を味わっている様子で中には、おかわりする子どもの姿も見られました。
中海圏域市長会台湾国際交流員 葉 可全 さん
「すごくおいしいです。さっぱりしていて。(米子台北)直行便が出来て一番、私もすごくうれしいのでたくさん乗って、台湾のことをみんなに知ってもらえたらいいと思います」
また、3日は給食に先駆けて台湾国際交流員の葉 可全さんによる台湾についての理解を深める特別講座も行われました。児童たちは、台湾の特徴や食文化、米子との交流の歴史などについても学び改めて、台湾への関心を深めているようでした。