方言などを多くの人に知ってもらおう 地元の小学生が民話に挑戦 鳥取県鳥取市
2月21日、鳥取市の無形民俗文化財に指定されている「佐治谷話」に子どもたちが挑戦し、笑い話を披露しました。
この発表会は、鳥取市の佐治谷に伝わる方言や民話を多くの人に知ってもらおうと、さじ民話会が企画したものです。
21日は、佐治小学校の5年生6人が、地域の人たちを前に「きじとからす」や「だんご」など、それぞれの民話を披露していました。
~演目「だんご」~
「ひとつ団子を食べました。そしたら、ほお玉から舌が出るほどうまかったです。男は聞きました。これが団子っちゅうもんかぇ、ごっつううめえもんだが、おめえげへ嫁いどる子にも団子の作り方は教えとるけぇ、いんで作ってもらいねえ」
児童
「いっぱい練習したので、その成果が発揮できたと思います」
「(佐治谷話は)佐治の宝物なので、大人になってもずっと覚えていたいし、ほかのお話にも挑戦してみたい」
民話に触れた児童たちは、地域に伝わる言葉や文化への理解を深めたようでした。
最終更新日:2025年2月27日 11:51