交通死亡事故を受け安全運転を呼びかける啓発運動 山陰道ならではの注意の呼びかけも 県内の交通死亡事故は前年と比べ増加 鳥取県鳥取市
5月13日、鳥取市青谷町の山陰道で交通死亡事故が発生したことを受け、16日は事故現場近くの道の駅で安全運転を呼びかける啓発活動が行われました。
5月16日、鳥取市鹿野町の道の駅「西いなば気楽里」では、鳥取県警や交通安全協議会のメンバーがチラシなどを配り安全運転を呼びかけました。
5月13日、鳥取市青谷町の山陰道・青谷IC付近で路上作業中だった男性が普通乗用車にはねられ、亡くなった事故。現場近くでは去年11月にも中型トラックが交通規制のため停めてあった標識車に追突し、作業員の男性が巻き込まれる事故が発生しています。
こうした事故を防ごうと行われた16日の啓発活動。特に、これからの時期は暑さによる疲労で集中力が低下し、事故に繋がる傾向があるとして注意を呼びかけていました。
道の駅利用者
「日頃 通勤で(山陰道)を使っているんですけど、やっぱり合流する時ですかね。譲ることを優先して…(心がけているのは)そういう運転ですかね」
「車間距離をあけて走ることでしょうね、焦らず」
また、単調な片側一車線が続く山陰道ならではの傾向も。
鳥取県警高速道路交通警察隊 越野治夫 副隊長
「道路左側に寄って側壁にぶつかったり、道路中央に寄ってワイヤーロープにぶつかったりというような事故が多く発生しております。緊張感を持って運転に集中していただいて、交通事故防止に、努めていただきたいと思います」
鳥取県警によると、県内ではことしに入ってから交通死亡事故が7件発生していて前の年の同じ時期と比べ4件多いということです。